秘密基地のバラ栽培                              KITAHO's Rose Collection  
          
ロサ フェティダ ビカラー Rosa foetida var. bicolor. 原種 Species ピンピネリフォリア節 

 別名:オーストラリアン カッパーローズ゙

  1600年 紹介

グルジアのコーカサス山脈山麓の丘陵地帯が原産地。
(アフガニスタンからイラン・イラク)

種名のフェティダは『悪臭のある』という意味ですが、他のバラにない香りを漂わせます。

 香りは私にとって、どちらかと言えば微かに、カメムシの匂いと、ネーブルオレンジのような香りのミックスのように思えます。よい香りとは言えません。

 その香りは、バラらしくない香りなので悪臭と感じられたのでしょうね。

 また『bicolor』というのは、二色ということを表しています。その名の通り、花弁の表裏の色が違っている所から来ています。

 表は赤みを帯びたオレンジ色、裏は濃い黄色となっています。

 普通種の『Rosa foetida』は13世紀、スペインのモール地方で栽培されていたそうです。後に、この花はバラの育種上、重要な役割を果たします。

今では当たり前になっています黄色の花色をもたらし、バラの花色のバリエーションを広げました。
 

■新芽の展開
           
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