Rose Topics No.14

 



  花より棘? 原種バラの楽しみ



 秋も深まりつつある秘密基地では太陽高度も低くなり、太陽光線が朝夕、水平光線のような陽が差し込んできます。

 こうした季節には思いがけないほど美しい状況をその光によって作り出してくれるものです。

 その一つとして、新しい芽吹きとしてのバラの刺。寒い冬を前にしての、もうひと伸びの成長がワクワクさせます。

 ガラス細工のような赤い棘は美しさに身をまとい、見る者を『はっ』と、させるほどです。

 中でも、Rosa Sericea(omeiensis) Pteracantha ロサ セリケア プテラカンサ と言うヒマラヤ中部からミャンマーにかけて自生するバラの原種は花より棘と言われ、とても美しい棘をこの時期に見せてくれます。

 ガラス細工というより、砂糖を溶かして作られるお菓子のようにも見え、美味しそうにも見えますね。

 
 秋の深まるこの時期は、美しいバラの刺は、早朝や陽の沈む夕刻の2度のチャンスがありますので、贅沢な時間を充分楽しむことができます。

 目を転じて、周りを見渡せば、いよいよ秋色の艶やかな季節へとなってきていますね。



 春夏秋冬、季節感の感じられる秘密基地は宝物のようなものとなっています。
 




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