原種バラについて学習です。(*^_^*) 秘密基地でのガーデニングで、バラの栽培を始めてしまいました。 この1年で30種類になってしまっています。 秘密基地は雑木林の一角を切り開いたところにありますので、山野草はともかく、派手なバラは、やはり似合うはずもなく、ガーデニングを始める当初の意気込みに反省も込め、バラについての学習も始めました。 バラ栽培当初はバラの殿堂入り品種(注)に手をつけ出しましたが、ふと立ち止まりました。 野生種としてのバラ原種は素朴な風情の中にも光り輝く美しさを秘め、魅力あるものです。また野生種(バラの原種)を親にもつハイブリッド スペシーズも見逃せません。 バラの原種は北半球・・・日本を始めとし、中国、中央アジア、ヨーロッパ、北米等しか分布しておらず、特異な植物で、原種バラは世界で約200種と言われています。 そんなバラの種類や交配の系統、そして栽培方法などについての好奇心を満たしてくれるバラの本に出会い、ニコニコして読みあさっています。 中でも、野村和子著 『オールドローズ花図譜』小学館はその本の中で、原種を93種紹介してい、ワクワクさせてもらっています。何回見ても飽きません。 また、バラの系譜編集委員会編(NPOバラ文化研究所協力)の『Roses』オールドローズと現代バラの系譜は交配親としての原種からの子孫という形でバラの紹介がなされ、洋ラン界の戸籍とも言う『サンダースリスト』を彷彿させてくれます。 そして、何よりも頼りとしているものに、Dr.真島康雄著の『バラの診断室』BiseS BOOKSと小竹幸子著『無農薬でバラの庭を 米ぬかオーガニック12ヶ月』築地書館です。 小竹幸子さんからの、米ぬかと土着菌を用いての発酵肥料作りは現在進行形で、秘密基地での菌から害虫、益虫まで仲良しにした栽培方法で、これまたワクワクさせるものです。 そのことを経験的な栽培方法で編み出し、裏付ける福岡県久留米市の内科医の真島康雄先生。 庭のカルテ用のメモ帳、虫眼鏡、古びた麦わら帽子、雰囲気に似合わないモンブランのボールペンを携えての毎日の観察的な栽培、見ているだけでもほほえましくなり、まさにバラ界のファーブル先生です。 私は試行錯誤の連続ですが、知れば知るほど難解になっていくようで、何回も何回もこれらの本に戻り、教えを講じます。 秘密基地もいつの日か誇れる原種バラの園にしたいものです。 |
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