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■名前は・・・江戸時代に難波(なにわ)の商人によってもたらされ、『ナニワイバラ』の名前になったといわれています。
分布: 中国中部東部南部、台湾に分布。
中国では果実を乾燥して生薬“キンオウシ(金桜子)”と呼び、夜尿、頻尿、慢性腸炎、慢性下痢などに用いられます。
【 ナニワイバラの別名:Cherokee Rose】
1757年、Rosa laevigataはイギリス経由でアメリカに伝わり、チェロキーローズとして親しまれたようです。
1828年、アメリカで最初のゴールドラッシュがチェロキーインディアンが住んでいる、ジョージア州で起きました。
アメリカ政府はチェロキー族との約束を破り、1838年の冬、チェロキー族をオクラホマ州に強制移住させました。
冬のさなか充分な衣料や食糧も与えられず、移住させられたインディアン達は14000人のうち4000人が途中で亡くなり、特に弱い老人や子供達が犠牲になりました。
その1600kmの山道は“ 涙の足跡(Trail of tears) ”と呼ばれ、オクラホマへの山道沿いに咲き誇るチェロキーローズの白い花は、チェロキー族の女達の涙の象徴だと言われています。
※ジョージア州の州花はチェロキーローズです。 |
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