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■フランス 1849年 Dubos 発見
ローズ ドゥ ロワ(Rose du roi 1812年 Comte Leieur de Ville-sur Arce作出)の白花変わり。
ピンクをふくむ、透明感あふれるホワイト系のポートランドローズです。このバラが一株あるだけで、庭一面に爽やかな香りで包まれ、幸せ感いっぱいになります。
また、白に近いライト・ピンクでコロンとした中輪(花茎:6~7cm)のポートランドローズはこの品種だけでしょう。
特筆すべき点は、ポートランドローズは返り咲きするバラとしてオールドローズの中での筆頭格で、 品種数の少なく、セリーナデュポは、世界中探してもそれほど多くはみつからない希少品種です。
見つけたときが入手のチャンスです。
■【参 考】
ポートランドローズとは・・・
チャイナローズの四季咲き性が導入された最初の系統であると考えられ、ロサ・ダマスケナ ビフェラにスレイターズ・クリムソン・チャイナが交雑したものと言われています。
1800年にポートランド公爵夫人のマーガレット(Cavendish Bentinck)が、イタリアのチレント・ディアノ渓谷の農園でロサ・ペスターナ(スカーレット・フォー・シーズンズ・ローズ)という名のバラを入手し、イギリスに持ち帰ります。
この品種が後のポートランド系統の第一号『ダッチェス・オブ・ポートランド』と発見者の名前に因み、命名されました。その四季咲き性に脚光を浴び、1848年には84種のポートランド・ローズが作られ、キュー植物園で栽培され、ブルボンローズ、ハイブリッド・パペーチュアル・ローズとなっていくのです。
ポートランドローズ
別名:ダマスク・パーペチュアル
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■棘もそう多くはなく、しなやかな茎を持ちます。 |
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